本記事では、WiMAXをもっとも損せずに解約する方法を解説していきます。キャッシュバック・端末無料特典・月額料金割引特典を提供しているWiMAXプロバイダ各社では、契約期間の縛りが3年間に設定されているのが一般的です。
そのため、WiMAXを解約するタイミングや他社乗り換えするタイミングによっては解約手数料が発生する仕組みとなっています。
本記事でWiMAXの解約ルールを理解した上で違約金なしで解約できるタイミングを確認していきましょう。
WiMAXの解約方法
まず、WiMAXの解約方法を確認していきましょう。契約している会社によって異なりますが、基本的に下記の流れで手続きできます。
■電話手続き
- カスタマサポートセンターに電話して解約手続きの旨を伝える
- 違約金がかからない点を確認した上でネットが使えなくなる日や最終請求日などを確認する
- 電話での解約手続きを完了
■オンライン手続き
- 契約中のWiMAXプロバイダの会員画面にログインする
- 違約金の有無や解約金がかからない更新月を確認する
- オンラインで解約手続きを完了
WiMAXは基本的に全てオンライン上で解約手続きを完結もしくは電話受付で手続きすることができます。専用コールセンターの電話オペレーターのみ解約を受け付けているケースや郵送手続きが必要なケースもありますが、会社によっては電話窓口がなくオンラインチャットでの対応やメール対応なども多いです。オンライン完結で手続きができる会社も増加傾向にあります。
なお、契約中のWiMAXプロバイダがどこか分からない場合、クレジットカードの支払明細の請求者名の確認や口座振替の振込先から会社名を確認することができます。
また、あなたが契約時に利用していたメールアドレスに申込完了メールやサポート受付窓口に関する案内などが届いているので、受信メールボックスで「WiMAX」などのキーワードで検索する方が簡単に解決する可能性が高いです。
損せずにWiMAXを解約する方法
続いて、損せずにWiMAXを解約する方法を解説していきます。
WiMAXは契約更新するよりも解約して、他社の新規入会キャンペーン経由で新しく契約した方がお得に使い続けることができます。そのため、解約金がかからない更新月が来たら新しく契約するWiMAXプロバイダを見つけて、更新期間内に解約するのがもっとも損しません。
WiMAXの継続利用をやめて解約する人は更新期間までにかかる月額料金を計算して、解約金を払った方が安上がりの場合、更新月を待たずに解約するのが得策です。
それぞれ順に確認していきましょう!
違約金0円の更新月に解約する
WiMAXプロバイダ各社の契約期間は3年間に設定されている会社が多く、更新月以外に解約すると9,500円〜19,000円の解約手数料がかかる仕組みになっています。
人気がある大手プロバイダとUQWiMAXの解約金を確認してください。
12ヶ月以内 | 24ヶ月以内 | 25ヶ月目以降 | |
---|---|---|---|
So-net WiMAX |
19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
Broad WiMAX | 19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
GMOとくとくBB | 19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
カシモWiMAX | 19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
UQ WiMAX | 19,000円 | 14,000円 | 9,500円 |
DTI WiMAX | 1,000円 | 0円 | 0円 |
BIGLOBEWiMAX | 1,000円 | 0円 | 0円 |
上記の通り、更新月以外に解約すると9,500円以上の解約金がかかる仕組みとなっています。解約金が一切かからないプロバイダもありますが、月額料金が高くなりやすい傾向にあります。
契約更新月の37ヶ月目のみ違約金0円で解約できるため、WiMAXをお得に解約するなら更新月に手続きを行いましょう
解約月の日割り計算は対応していない会社が大半を占めます。多くの会社は、月末で解約完了となります。更新月のどのタイミングで解約しても1ヶ月分の料金がかかりますが、月末まで使い続けることができます。そのため、更新月が来たら忘れないように月初に解約手続きを行うのが良いでしょう。
新規契約するプロバイダの端末は月初に届くようにする
WiMAXの利用開始月はWiMAXが端末が届いた日を基準にカウントする会社が大半を占めます。そのため、解約と同時に他社で新規契約する人は契約中の会社のWiMAX端末を月末まで使用して、翌月月初に新規契約した会社の端末が届くスケジュールにしておくと良いです。
特に利用開始月が無料に設定されているWiMAXプロバイダなどは月初に届けてもらって1ヶ月まるまる使い倒した方が安上がりになります。
WiMAXを解約するときの注意点
続いて、WiMAXを解約する時の注意点を確認していきましょう。
端末に挿入されているSIMカードの返却が必要な場合がある
レンタルWiMAXを除いて、基本的に購入する仕組みとなっているため端末自体を返却する義務を課していない会社がほとんどです。ただし、WiMAX契約時にセットでついてくるSIMカードのみ返却義務が生じる可能性があります。
筆者が過去に4社ほど契約した中では、1社のみ指定住所にSIMカードを郵送で返却するよう指示がありました。しかし、基本的にSIMカードも返却する必要がないケースが大半を占めます。
端末・SIMカードを返却する可能性が少なからずあるケースがあるというのを頭の片隅に入れておく程度で良いです。
プロバイダのメールアドレスが使えなくなる
GMOとくとくBB、BIGLOBEWiMAXなど大手プロバイダ経由で契約すると各社の無料メールアドレスが使える仕組みになっています。キャンペーンキャッシュバック・契約更新期間の連絡なども届くメールアドレスとなっているため、使う人も少なくありません。
解約手続き完了後の満了日のタイミングでメールアドレスを筆頭に加入済みオプション、セキュリティサービスなど全て利用することができなくなります。
プロバイダメールアドレスやサービスを利用している人は、代替可能なサービスやメールサービスがあるか確認してから手続きしましょう!
大手WiMAXプロバイダの解約方法
最後に大手WiMAXプロバイダとUQWiMAXの解約方法を確認していきましょう。
主要プロバイダ | UQ WiMAX | GMOとくとくBB | Broad WiMAX |
---|---|---|---|
更新月 | 26ヶ月目 | 37ヶ月目 | 37ヶ月目 |
解約金 |
|
|
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解約締切日 | 末日 | 20日 | 25日 |
解約方法 | 電話 | ネット・郵送 | 電話 |
上記の通り、違約金ルールは各社統一されている上に解約方法も電話とネット手続きがメインとなっています。注意点として解約締切日のみ各社で異なります。更新月であっても解約締切日が過ぎてしまうと、翌月扱いの解約になってしまい解約金が発生してしまいます。上記以外の会社でWiMAXを契約している人は、解約金以外に解約締切日にも注意して手続きを行ってください!
新規契約するWiMAXプロバイダを探している人は下記記事も参考にしてください!信頼性が高く月額料金が安いWiMAXプロバイダを一覧で比較できます!
まとめ
いかがだったでしょうか。WiMAXを解約する時にベストな方法を解説しました。WiMAXを解約するなら更新月に行うのが基本ルールとなっています。
違約金は最低でも9,500円かかる仕組みになっているため、月々の生活費がカツカツの人は生活が圧迫される要因になってしまいます。月額3,000円台でWi-Fiが使い放題となる点がWiMAXの特徴なので、解約するときも無駄な違約金を支払わずに解約手続きを行いましょう!
最後に本記事の重要ポイントをおさらいしましょう!
- 解約締切日は各社によって異なるため解約申請日に注意
- 電話対応している会社なら電話で違約金の有無などを確認するのもおすすめ
- 更新月の月初に手続きを完了させるのが賢い選択