本記事では、印鑑専門店やネット通販で購入できる印鑑のサイズの幅や大きさなどを解説していきます。個人用の実印、銀行印、認印以外に各種会社印鑑のサイズについても確認できる情報です。
印鑑を購入する時に気になるサイズや印鑑の選び方についても確認していきましょう。区役所や金融機関に届け出ることができる印鑑の条件は必ず確認した上で購入しましょう!
- 実印、銀行印、認印によってサイズが異なる
- 法人用の印鑑は個人用の印鑑よりも大きなサイズで作成する
- 複数の印鑑を作成する時はそれぞれの印鑑のサイズを分けると間違って印鑑を押さずに済む
印鑑の種類別のサイズ一覧
まず、個人用と法人の印鑑を種類別のサイズを一覧で確認していきましょう。
印鑑の種類 | 大きさ |
個人用実印 | 13.5mm〜18.0mm |
個人用銀行印 | 12.0mm〜15.0mm |
個人用認印 | 10.5mm〜13.5mm |
法人用実印 | 16.5mm〜21.0mm |
法人用銀行印 | 16.5mm〜21.0mm |
法人用角印 | 18.0mm〜24.0mm |
印鑑のサイズは個人用と法人用で異なります。印字する氏名の文字数や会社名の文字数でサイズが変動します。手が大きい男性は大きいサイズの印鑑の方が持ちやすくて捺印しやすいという点も覚えておいて欲しいポイントです。
法人角印>法人実印>法人銀行印>個人用実印>個人用銀行印>個人用認印の順でサイズが大きくなります。
特に併用する法人実印と法人銀行印は必ずサイズや形(天丸タイプ・寸胴タイプ)を分けた方が見分けがつくのでおすすめです。
個人用実印と個人用銀行印と個人用認印のサイズも必ず分けるようにしましょう。なお、個人用の認印は12.0mm前後で作成しておくと捺印欄が小さい書類でもはみ出さずに押すことができます。
実印のサイズ(個人用・法人用)
実印は、法人だったら会社登記のタイミングで法務局への届出印で必ず必要な上に対法人間の契約書や確定申告のタイミングなどで利用するため、規定に沿ったサイズで作成するようにしてください。一般的に個人用実印よりも少し大きい16.5mm〜21.0mmのサイズで作成します。法人用の実印は、個人用と同じデザインの寸胴タイプ以外に蓋付きの天丸タイプが選択できます。
個人用実印は、13.5mm〜18.0mmのサイズで作成してください。手の大きさや価格で決めるのも良いでしょう。印鑑サイズが大きくなればなるほど、価格は高くなります。
銀行印のサイズ
個人用の銀行印のサイズは、12.0mm〜15.0mm。法人用の銀行印のサイズは、16.5mm〜21.0mmです。
実印よりも小さいサイズで作成するのが一般的です。銀行印は規定サイズの中で作成すればOKです。印字する書体は自由で印面に花の模様が彫刻されていても届出印として登録OKな金融機関が多いです。銀行印を作成する前に念の為に印影に氏名以外の彫刻が可能か確認しておくと良いでしょう。
銀行印の用途や作成時の注意点は下記記事で解説しています。あわせて読んでください。
個人用認印のサイズ
続いて、個人用の印鑑でもっとも使用頻度が多い認印です。社内の回覧板や確認印として使用する以外に公的機関の届け出書や申請書など多種多様な用途で利用するのが認印です。
認印のサイズは、10.5mm〜13.5mmとなっており印鑑の中でもっとも小さく作成するのが一般的です。下記記事で認印の用途や作成時の注意点などを総合的に紹介しているのであわせて確認してください。
法人用の角印のサイズ
法人用角印は、請求書や見積書などに捺印する会社が発行した書類というのを明示する用途で使用するケースが多い印鑑です。唯一、印面が四角になっておりサイズがもっとも大きいです。
印鑑サイズが18.0mm〜24.0mmとなっており、会社によっては27.00mmで作成するケースもあります。印鑑サイズに規定はありませんが、一般的なビジネス慣習で用いられるサイズの中で作成しましょう!
下記記事で角印の作成方法や注意点について解説しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。印鑑の種類によって異なるサイズや選び方を解説しました。一般的に活用する印鑑のサイズに合わせておくと、ビジネスやプライベートでも違和感なく使用することができます。
印鑑は大きすぎず小さすぎず、違和感のない大きさにするのがもっとも重要です。最後に本記事の重要ポイントをおさらいしましょう!
- 各印鑑通販サイトで推奨されている大きさの中から選ぶのがおすすめ
- 銀行印、実印、認印のサイズはそれぞれ買えることで見分けがつきやすい
- 個人用の印鑑よりも法人用の印鑑の方が大きいので、価格も高くなる。